【DIY花壇】初心者でもキレイに！モルタル乗せ便利グッズ！レンガ積み仕上げ編

庭DIY動画をご覧の方ならきっとおなじみの治具だと思うのですが、レンガ積みの時にモルタルの質を一定にする型枠を自作して、使いにくいと見るやすぐに改良をし、活用されている所が素晴らしいなと感じました。

治具（じぐ）とは、何か作業をする際に、その効率や品質が良くなるように自作したちょっとした簡易的な道具のことを言いまして、様々な業種で（全ての業種といってもいいのではないでしょうか）取り入れられている考え方です。

投稿主さんは、きっと動画リサーチもされたのでしょう、あらかじめレンガを積み上げる際の目地モルタルが一定になるような治具を用意されていました。

しかし、それが使いにくいとみるや新たな方法を模索し、曲線にも対応できる素晴らしい治具を開発していらっしゃいます！

DIYのポイントとして「最初から『これも味』というワードに逃げない」という事が挙げられます。

作業をしている最中に技術力不足や構想力不足で思わぬ感じになって、まあそれも味かな、と考えていくのはDIYとしては正当な考え方だと思うのですが、準備段階から「まあ味で済むから」と横着を許容せず、色々な資料や先人の情報をリサーチして、良いものを目指そうとするのが結果として味を許容したとしても、それが本当に味に見えてくると感じます。庭DIY、特にレンガ積みなどの難易度の高めな作業をする際は、リサーチを忘れないようにしていただきたいと強く感じました。

ホースに入っている水を使って様々な位置に水平を出していく作業をそのまま水盛りと言ったり水遣りと言ったりするのですが、今回のこの作業はあまり活用できていなかったのではないかなと感じました。

この水平を出す作業が最も活きてくるのは一番最初の土を掘って締め固める時なのです。

どういう事かといいますと、先ほど挙げたようにレンガ積みのモルタルは治具を使って一定の高さに保っているので、この程度の高さであれば、水平の糸が無くても致命的に仕上がり高さがズレる事はない筈です。

また、糸の位置がレンガから遠いことや糸の張り具合も甘い感じなので、正確性を高めるために行うはずの水盛り作業はちょっと無駄になっているのかなとも感じました。

最終的に目地高さが段によって違っていて、それも味、という解説をされていたので、今回の水盛り作業は無くてもよかったなぁと、そんな感想を持ちました。

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