初心者向け

【庭DIY】これから始める方必見!初心者向け!庭DIYに必要な道具まとめ

皆さんお久しぶりです。投稿期間が空いてしまいましたが、この記事を準備していました!

今回は、全くの初心者で庭DIYをこれから始めたい!どんな道具が必要なの?という方向けの記事になっています。

道具それぞれに、なぜ必要なのか、主な使用場面などの解説が有ります。

動画は無いため、長文を読むのが大変かもしれませんが快適な庭DIYライフを送るために、よく読んで、自分のやりたい庭DIYのイメージに必要な道具を揃えていただければと思います!

用意しておきたい道具(必須級)

スコッ

剣スコと呼ばれる丸みを帯びながら先端がゆるく尖っているスコップを選ぶと良いと思います。

スコップの基本的作業は土を掘る事であり、先端が尖っている剣スコは、多少硬い土でも掘り進められます!

土が大量に移動できそうな四角い先端をした角スコも、パッと見は便利そうなのですが、用途としては柔らかい土を効率よく移動させる一点なので、硬い土を掘ろうとするとかなり困難です。

剣スコでも角スコでも、移動させられる土の量は対して変わりがないので、利用価値の高い剣スコを購入されるのが良いかと思います。

また、柄の部分が木製に変わっているものではなく、スコップ部分と一体型の金属製がオススメです!

金属と木を連結しているので、どうしても連結部分に負荷が集中するため、グラついてきたり、壊れやすかったりします。

更に、木製の柄のスコップは金属一体型に比べて重いです!

一見、金属と木なので木の方が軽いと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、金属製のスコップは丈夫で軽いです!

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コンベックス(巻き尺) 

ホームセンターで見たことがあると思いますし、皆さんのあげられている動画でも度々登場する道具です。

金属製の物差しがクルクルと小さな入れ物に格納されていて、シュルシュルっと出して長さを測り、自動で巻き戻される、あれのことをコンベックスといいます。
巻尺やメジャーという方もいらっしゃいますね。

小ネタですが、金属製で建築、工作用のものをコンベックスと言い、ビニール製で服の採寸などを行うようのものをメジャーと言います。

メジャーと巻き尺は全く同じ意味合いだと思われます。

本題ですが、オーソドックスに5.5メートルのコンベックスが一番使い勝手がいいでしょう!

それと、尺寸表記とメートル表記が目盛りの右と左で分かれているものとかもありますが、メートルしか書いてないものを使われることをオススメします。

なぜかと言いますと、庭DIYにおいて、尺寸の目盛りが必要になるシーンというのは皆無に等しく、ほぼ全てメートル法での計測で事足りてしまうからです。

逆に、尺寸とメートルが混在していると、かえって混乱を招くことになると思いますので、ここはどこをどうみてもメートル法でしか読めない目盛りのコンベックスを買う方が無難だと思います。

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水平器

水平器は買っておいて絶対に損はないと思います。

本体がそこそこ長く、水平と垂直が測れる(気泡が横長と縦長2つある)ものが色々と使い勝手がいいと思います。

本体が短いと、隣り合わせのレンガ同士やブロック同士を測る時に、2つの間に届かないことがあったりします。

何か長い物に乗せて測れば当然良いのですが、長くてキレイに直線の出ている何か長い物は、そうそう都合よく持っていないのではないかと思います。

40センチメートル以上あれば、大体のモノの2点間を測ることができるので、効率よく作業できるシーンも多々あるなぁと想像できます。

水平と垂直が測れるというのは、庭DIYの幅が非常に広がるのでオススメです。

レンガを敷いたりブロックを並べたりするのに当然必要なのですが、柱を垂直に立てることが、割とあるのが庭DIYだったりします。

しっかりした水平器には水平と垂直が測れるようになっているものが多いので、それを選んでください。

それと、水平器の底面の形状には注意してください。

たまに底面の形状が真っ平らではなく角が盛り上がっていて中心部が凹んでいる水平器なんかもあったりしますが、案外ちょっとした細いものを測ったりすることもあったりするので、そういうシチュエーションの際には正確な水平が測りにくくなってしまいます。

良く見る、黄色い木製の水平器が一番利用価値が高いんじゃないかと思うので、それをお買い求めになるのがいいんじゃないかと思います。

  

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水糸

折角正しく水平を測る道具を手に入れても、それを実際に使う位置まで水平を引っ張ってこれなければ意味がありません。

そこで活躍するのが水糸です!これまでに紹介した動画でも使っている所を見たかと思います。

黄色やピンクの目立つ色をしているのは、施工の際に見えやすくしたり、ちぎったりちぎれた水糸を回収するときに見えやすいからでもあります。

透明や白、黒だと気付かず引っ掛かってしまい外れたり、ズレる恐れが有るので結構派手な色の物が良いですね!

水平を測った位置に、この水糸をキッチリ張っておけば、広範囲で水平をいちいち測らなくても確認することができます。

これによって、レンガ敷きや花壇作りなどでの作業時間をかなり短縮できるシーンが多々あります。

一巻き持っていても全く損はないですし、むしろ利便性の方が高いと思います。

規模にもよりますが、レンガ敷きや花壇作りなどを考えている方は買いましょう!

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異形鉄筋(D10)

案外役に立ちます。鉄筋

異形鉄筋というのは、鉄の棒の表面がボコボコしている種類のことです。

鉄筋コンクリートを作る際にコンクリートとの設置面積を増やしてより強度を出すのが本来の目的なのですが、庭DIYにおける用途は巻き付けた水糸が動かないようにする役目になります。

どういうことかと言いますと、想像してもらいたいのですが、例えば基準になるレンガを1箇所積みました。

そこから直線に同じ高さでレンガを長く積んでいきたい、というときに、レンガの端に鉄筋を打ち込んで、そこに水糸の端っこを巻き付ける。

水糸の結目がレンガと同じ高さになるよう調整、そのままレンガの上を通り抜けてずっと伸ばした先に・・・そこに鉄筋がまた埋め込んであって、先ほどの結目と水平の位置に結びつける。

そうすれば、いちいち水平器を載せる手間が省けますし、レンガの輪郭線沿いに水糸を張ることができれば、水平だけでなくレンガの位置も同時に測っていくことができるので便利になりますよね!

ここで、普通の鉄筋ではなく異形鉄筋が活きてきます。

普通の鉄筋に微妙な高さ調整をして水糸を張っても、表面がツルツルなため、作業中に当たってしまった際に結目がズレる恐れがあります。

表面がボコボコしている異形鉄筋ならズレる心配が少ないので、いつの間にか水平がおかしくなっちゃった!!!という事態を招かずに済むのではないかと思います。

あらかじめ30センチメートルくらいに短くしたものを用意しておけば、測った水平をキープしておくように使えるんじゃないかと思います。

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ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます!

ここからは、有ると便利な物をご紹介!もうひと踏ん張り、お付き合いください

有ると便利な道具

ガーデニングとんとん 

実は私のイチオシがこのガーデニングとんとんで、ことあるごとにオススメしています

土を掘って地盤を作り、そこに砕石を敷いて強度を高め、モルタルを入れてレンガやブロックを積んでいく・・・良く見る庭DIYの工法だと思いますが、地盤を締め固めることは非常に重要な要素であるのに、少し軽くみている人が多いなぁという印象です。

地面というのは沈みます。掘ったところに土を入れたのなら、さらに沈みます

モルタルで固めたその下の地面が沈んでしまったら!?これはなかなか大変だなということが想像できると思います。

そうならないように、地面そのものと砕石の基礎をしっかり叩いて締め固めて、沈まないようにしてしまう、転圧(てんあつ)という作業が重要なのです。

ただ、転圧をするための機械は非常に高価なので、素人で持つには荷が重すぎます。

しかし、しっかり転圧はしたい。ということで、このガーデニングとんとんが、オススメなのです。

取手がついていて、上からドン!と落とせば土が締まっていく!

機械のない昔はこの工法で土を締め固めていましたし、造園業界でも頻繁に使われていた道具(ひょっとすると今でも大活躍している道具)ですので、これから広範囲のレンガ敷きやブロック積みをしていく予定があるという方は、これがあると仕上がった後の経年劣化が少なくて済むのでオススメしておきます。

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インパクトドライバー 

インパクトドライバーは他社さんには悪いのですが、マキタというメーカーがいいと思います。

元々値段の張る道具なのですが、こういうものは非常に長く使う事になりますので、高いと感じても、ここはいい物を買っておきましょう!

マキタの半値で買ったインパクトドライバーの寿命が三分の一では、結果的に高い買い物になりますからね。

メリットとしては、まず故障が少ないはずです。そして、アタッチメントの汎用性も変わってきます。

インパクトドライバーの先端に付けるアタッチメントは、単にドライバーだけではなく多岐にわたります。

今この段階で、豊富なアタッチメントを販売しているのがマキタですし、これからも商品開発に重きを置いて新しいものを生み出していくであろうという期待も持てます。

バッテリーの汎用性も見逃せません。

クーラーボックスやコーヒーメーカーは・・・まあ、あまり使わないかもしれませんが、それだけ多くの種類の製品が販売されているということになります。

草刈機や枝葉バリカン(ヘッジトリマー)、掃除の時に便利なブロアーやなどにも応用できるので、とても便利です。

庭DIYに熱が入り、色々な道具を揃えたくなった時に良さを実感できると思います。

  

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いしみ 

庭DIY動画を見ていると、掘った土が小山になっているところに、庭の隅や場外へ運ぶとき、小さなトロ箱や土嚢袋を使って、何回も何回も運搬していて、大変そうだなぁと感じるシーンがあります。

いしみとは、昔は竹を編んでできた半分以上がオープンになっている入れ物です。

どじょうすくい踊りで使うヤツ!と言ってもピンとこないかもしれませんが、下の商品を見てもらえればわかると思います。

これは土を運搬するのにとっても重宝する道具です。無くても代替が効くんですが、あればメチャメチャ庭DIYがはかどるアイテムなんですね。

ポイントは、プラスチック製で土を運搬する用のいしみを買う、ということです。

元祖いしみである竹を編んだものは、風情こそあるものの、利用価値は低く、値段と折り合わないと感じます。

また、同じプラスチック製でも掃除用のいしみは薄く作られている事が多く、土を入れると重みで先端の方が割れてしまうケースが多々あるので、やはりここは土運搬用のプラスチック製いしみを購入するのがオススメです!

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いかがだったでしょうか、文章ばかりで読むのがキツかったかもしれませんが、自分の経験を元にココが使える!といった点を書き込んでみました。

動画だけを見て、なんとなく道具を揃えるのではなく、ある程度の知識を付けたうえで1つ1つしっかりと選んで揃えていく方が、後々の庭DIYライフに役立つ事間違いなしです!

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