庭づくりをDIYする全てのDIYerに送る「おすすめ庭DIY」管理人です。
今回は、前回の花壇作りの続きをご紹介いたします!
ココがポイント
ブロック穴に石を詰める
コンクリートブロックにあいている穴。基本的なブロックには3か所あいていますが、あの穴って便利に使えるときと全然邪魔になってしまう時と、その時の庭DIYによって違いますよね。
あの穴を使って何かを差し込んで、例えば花壇の前面を飾る丈の低い飾りフェンスだったりを差してガーデンに色どりを出したりする場合なんかに活用できたりするんですが、一方で投稿主さんのように穴を全部モルタルで埋めて塗装をする場合は、あの穴邪魔になってしまいますよね。
で、投稿主さんはどうしたかというと、土を耕した際に出てきたガラ(石)を先に穴に詰めて、その上でモルタルで上の面をきれいに均したんですね。素晴らしい発想だと思います。
どういう事かといいますと、コンクリートブロックを積み上げた時に必要な強度というのは、ブロック積みの中に組み込む鉄筋で出していて、その鉄筋の入る位置というのは、ブロックとブロックのつなぎ目に入るんですね。ワニ口のブロックとワニ口のブロックを繋ぐと丸い穴になって、そこに鉄筋を通すんです。もちろん、高く積み上げた時には、この穴にもコンクリートを入れて強度を出す方がより強い壁になるんでしょうが、たった一列のブロックを並べるためにその穴は不要です。
ですから、石でも詰め物をしてモルタルの使用量を節約するのはとってもお得で理にかなっているといえますよね。
もっと良くなる
そうは言っても鉄筋を入れた方が良い!
先ほど「ブロックにあいている穴に石を詰めればモルタルの節約になる」と言ったばかりですが、実はこの穴に短く切った鉄筋を(1つのコンクリートブロックに中央1本だけでもいいので)入れると、前後左右へのグラグラが安定します。
長年花壇を使っていると、思わぬアクシデント、例えば子供が蹴り飛ばしたり、長年の土の圧力で外に外に押し出されたり、草が、木の根が、コンクリートブロックを押し出したりしますが、そんな際にブロックにあいている穴に鉄筋を差してそこは砂でしっかりぎゅうぎゅうに詰めて固定しておけば、少なくとも花壇の外側へ押しやる力を抑えることが出来ます。
動画にチラッと映っていますが、コンクリートブロックの裾の部分にモルタルを付けて補強してあるのを「袴」というんですが、これで強度を出すのと同等以上の効果を得られて、かつ、モルタルの節約にもなると感じました。
コンクリートブロックの穴をキッチリと埋めておく事は大事ですね!
以前も少し言及しましたが、ブロックとモルタルのみよりも鉄筋や塩ビ管を使用して少しでも強度を上げておく事をオススメします。
せっかく作った花壇の外枠が内圧で崩れてしまうのは悲しいですからね・・・。
|
|