庭づくりをDIYする全てのDIYerに送る「おすすめ庭DIY」管理人です。
引き続き、花壇作りについて動画を紹介したいと思います!
ココがポイント
使っているレンガの種類
動画を見れば一目瞭然ですが、投稿主さんが使っているレンガは真ん中に穴の開いたレンガブロックなんですね。おそらくコンクリート製品だと思います。
最近の(というよりひと昔前から)コンクリート製品の品質向上には目をみはるものがあります。
で、このレンガブロックを投稿主さんがされているように土で固定しながら積み上げていく方が、通常のレンガをモルタルで積み上げていくよりはるかに強度が高いんですね。
どういう事かといいますと、通常のレンガをモルタルで積み上げるときは、モルタルの粘性を頼りにそれを積み上げたレンガが動かない強度の基にしていきます。
結構多くの投稿主さんがレンガを積み上げるときに水に浸しているのは、このモルタルに含むセメント成分とレンガが吸った水分を混ざって、より密着度を上げるためなんですね。
その方が強いレンガ積みが作れる。しかし、穴の開いたレンガに塩化ビニル管を差し込んで上下のレンガを通し、動かないように土で固定する方が、それよりはるかに強度が高いのです。
上と下を何を使ってくっつけているのか?セメント成分なのか?棒と土でつないでいるか?イメージされてみればよくわかるかと思います。
もし、何段か高くレンガを積む場合は、投稿主さんの使っている穴の開いたレンガブロックを検討されてみるのもいいのかもしれませんね。
もっと良くなる
土の下地は難しい
黙々と作業をされている動画が続いていまして、相当時間を掛けていらっしゃるのかなーという印象を受けますが、中でもレンガを据えようとしていったん外し、また据えなおす、というシーンでよく見られるのが少量ながら土が邪魔をして作業の手戻りが大きいという事です。
どういう事かといいますと、レンガを横に並べていく際にでも、土で下地を作ってレンガを置き、コツコツと叩いて水平を取ろうとすると、どうしてもレンガとレンガの間に土が残ってしまいます。
一発で決まればこれで別段何の問題もないのですが、いったんレンガを外すとなるとこれがなかなか大変なのです。レンガとレンガの隙間に入り込んだ土ですので、レンガ縁に沿って盛り上がってしまっていて、新たにレンガをくっつけようとしてもすでに据えてあるレンガにぴったりくっつきません。シッカリ取り除かなければいけないのですが、これがまた地味に大変な作業であり、少し多めに土を取り除かなければいけない。
こうやって、ひとつひとつを見れば微々たる時間なのですが、積もり積もると馬鹿にならないタイムロスにつながります。
土の下地でレンガを据える際は、なるべく一発で決まるように下地に入れる土の厚さやレンガを叩いて下げられる目安などをしっかり探り、手戻りの少ない庭DIY作業を心掛けたいですね!
今回の動画は、穴空きレンガブロックを使った花壇作りを紹介させていただきました。
レンガを高く積む予定のある方は、レンガブロックと塩化ビニル管や鉄筋の組み合わせを検討してみましょう!
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