庭づくりをDIYする全てのDIYerに送る「おすすめ庭DIY」管理人です。
引き続き、植栽についての動画を紹介させていただきます。
今回はエレガンティシマの植栽についてアドバイスしていきます!
もっと良くなる
植穴を広げて土壌改良をしよう!
動画を見ていてとても植物を植えるのに適している土だなぁと思ったのですが、植え込みの穴を掘っているシーンを見ていて、もう少し広く掘るといいのになぁと感じました。
どういう事かといいますと、今回のエレガンティシマに限らずコニファーは総じて根っこを浅く広く伸ばす傾向にあるので、ぐんぐん根を伸ばす場面をイメージすると、土壌を改良するエリアは動画で掘っていた穴よりもっと広い方が今後の生育により有利なんじゃないかなと感じました。
また、頑張って50センチメートルも掘った植穴ですが、そこに敷く土を今ある既存の土で再度埋め戻すのではなく、一番底には水はけがとっても良くなるパーライトとか鹿沼土なんかを敷き、それから掘った土とバーク堆肥などを混ぜ合わせた土を埋め戻す感じだと、エレガンティシマの根っこが成長していくエリア全てが良質の土で覆われ、更に水はけも抜群の土壌になるはずなので、もっと元気に育ってくれるのではないかと感じました。
植物について
エレガンティシマとは?
エレガンティシマは、日本ではいわゆるコニファーというカテゴリに分類されています。
ずいぶん前になりますが、日本では空前のコニファーブームになった時がありまして、コニファーと呼ばれる珍しい針葉樹が飛ぶように売れた時期がありました。
エレガンティシマも、その空前のブームに乗って市民権を得た園芸品種です。
日本ではニオイヒバとかニッコウヒバとか、その辺の種類と同じ樹種になります。
常緑の針葉樹で、葉がほとんど落ちないため掃除の手間も少なく、それなりに丈夫なため初心者でも育てやすいと感じます。
葉っぱの付き方が印象的で、ひらひらと縦に向かってレースのような形に枝葉が展開しているので、スギっぽいコニファーと合わせると庭の変化を付けられる面白い樹木になります。
通常1本だけで植え込んでも体が細身のせいもあってか、あまり庭への影響力が出ない感じなので、3本を近い位置に植えるとか列状に植えるとか、そういう寄せ集まったパワーみたいなものを出して庭での存在感を強めるのが良い方法なのかなと、デザインの観点では感じています。
また、最初からある程度背の高い樹木を選ぶと思うので、倒れやすいエレガンティシマにはしっかり支柱をしてあげてくださいね。
庭の目隠しにも人気のあるエレガンティシマ、いかがでしたでしょうか。
価格的にも手に入れやすく、虫の発生も比較的少ないため、生垣のように立てやすい品種だとも言えます。
また、1本背の高いエレガンティシマを育てることでシンボルツリーとしても目立つようになりますので色々な楽しみ方があると思います。
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