庭づくりをDIYする全てのDIYerに送る「おすすめ庭DIY」管理人です。
引き続き、植栽についての動画を紹介させていただきます。
今回はハナミズキの植栽についてアドバイスしていきます!
もっと良くなる
腐葉土入りをもっと全体に
腐葉土とは読んで字のごとくで、葉っぱが腐ってできた土です。
森や林では、樹木の葉っぱが落葉して根元に落ちて、それが堆積し、微生物などが分解して、良い土になるというサイクルを繰り返していますが、その恩恵を庭でもあずかろうと袋詰めにしたものが広く流通している腐葉土になります。
動画では、投稿主さんが肥料焼けしちゃうから腐葉土を混ぜた土を植穴の下に敷き、あとは既存の土を埋め戻していましたが、腐葉土が根に当たっても肥料焼けしないので、もっと大胆に根っこの周辺に既存の土と混ぜて入れてしまっても問題ないんじゃないかなーと思いました。
どういう事かといいますと、腐葉土は肥料としての用途より土の環境を良くするために投入している場合が多く、程よく硬くて保水性と排水性に優れた土というワガママな条件を満たすために使っていますので、もっと根っこの伸びる位置にたくさん入れてあげた方が根っこの生育もよくなり、結果元気なシンボルツリーになるのではないかと思います。
植物について
ハナミズキとは?
ハナミズキはアメリカ原産の落葉樹です。
以前聞いた話では、かつてワシントン(だったかな?)と東京が友好都市を締結するときに、日本からサクラを贈り、アメリカから贈られたのがこのハナミズキだったとか。
日本の在来種ではヤマボウシという樹木があるのですが、こちらは葉っぱが出てから花が咲くのに対し、ハナミズキは葉っぱが出る前に花が咲くので、見た感じ華やかな印象を受けます。
そして、花びらだと思っているペカーと開くアレ。構造上実は花びらではなくガクなんですよ!だから何だって訳ではないのですが(笑)豆知識として自慢に使ってください。
気候的には広く日本中で育てられていますし、育てやすい木でもあります。流通も盛んなのでとても手に入りやすいシンボルツリーです。
動画にチラッとジュニアミスという名前が出ましたが、ハナミズキの園芸品種の名前になります。
他にも種類がありますので、色々な園芸品種を探してみて、我が家にピッタリの1本を見つけ出すのも楽しいんじゃないでしょうか?
ちなみに園芸品種は総じて枯れやすいなーと感じる事が多いので、シンボルツリーを植える際には気を付けた方が良いかもしれません。
今回紹介したハナミズキ、上でちらっと触れましたが、和名は「花水木」と書かれますが、別名「アメリカヤマボウシ」、学名は「Cornus Florida」フロリダのミズキという感じでアメリカからやってきたものなんですよね!
花びらに見える部分はじつはガクという事と同じく、豆知識としてお使いいただければとおもいます(笑)
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