庭づくりをDIYする全てのDIYerに送る「おすすめ庭DIY」管理人です。
今回は、植栽工事の立ち合い動画についてアドバイスしていきます!
ココがポイント
季節感に富んだローメンテナンスを志向している
さすがはプロの建築士さんがチョイスした樹種だけあって、季節感がある樹木になっています。
庭の植物には「見る」「見せる」「使う」という3つの用途があって、このうちのどれか一つだけ、ということではなく3つの用途のバランスで成り立っています。
例えば、フェイジョア。これは、
「見る→丸みを帯びたツートンカラーの葉っぱ」
「見せる→逆に庭を見せないという遮蔽の要素」
「使う→実は食べることができるので果樹としての期待」
というように、3つ全ての要素を満たしていて、そのうちどこに比重を置くかが大切になってきます。
ヤマボウシもまた、3つの要素に裏付けられていて、
「見る→家の中からの枝ぶり」
「見せる→玄関前を強調するシンボルツリー」
「使う→限りなくゼロに近い」
以上の役割を負っています。
なかなかこれらの用途を総合的に考えつつ樹木を選ぶのは難しいのですが、やはり建築士の方はプロですね!とても素晴らしいチョイスだなぁと感心してしまいました!
ご自宅の庭DIYを行うのにとても参考になるんじゃないかなと感じます。
もっと良くなる
多過ぎ大き過ぎ!?
もちろん、プロが植え込むので大丈夫なのでしょうけれど、ヤマボウシについては少し植え込むサイズが大きすぎるかなぁと感じました。
また、フェイジョアはあのスペースに3本を並べて植えるのでは、多過ぎかなとも感じました。
何度も言う様ですが、植え込み作業はプロの人が行うので、多過ぎて枯れてしまうとか、大き過ぎて枯れてしまうとか、そう言うことはないと思うのですが、考え方の違いと言いますか、そういう思考が出てしまうのかなと感じます。
どういうことかと言いますと、建築物は建築し終わった瞬間が完成100%で、完成したその瞬間から劣化が始まっていくのが普通の考え方だと思うのです。
しかし庭木は、少し小さめに植えて、建物や周囲の雰囲気に合うように育てて数年先に完成させるのが最も良いとされていまして、その辺も多過ぎかなぁとか大き過ぎかなぁとか、感じてしまう原因なのかもしれません。
小さく植えた方が植栽の成功率も高まりますし、少なく植えた方が予算も少なくて済みますしね。
そのほうがDIYで行う素人には向いているのかなと感じます。
いきなり完成形を見たいのであれば別ですが、もし数年かけてのんびりと樹木の成長を見守ってもいいなと言う方は、庭DIYでは少し小さめのサイズで植栽されることをお勧めします。
いかがでしたでしょうか、流石はプロといった樹種選択で、動画で見た感じもバッチリかなと思います。
お家の完成と同時に庭の完成も見たいのか、お家の完成後に庭木を育てつつ完成に近づけていくのか、自身の好みに合わせた方法を取り入れていただければと思いました!
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