レンガ敷き

【庭DIY】#02 レンガの小道をつくる & クラピアも植えたよ

庭づくりをDIYする全てのDIYerに送る「おすすめ庭DIY」管理人です。

引き続きレンガ敷きに関する動画をご紹介します。

投稿主さんのチャンネルでも庭DIY動画が好評ということで、造園が本業の私にとってこれほど嬉しい事はありません!

皆さんも自宅のお庭は毎日目にするものかと思いますので、是非DIYをしていただきたいです。

※最近は特に暑いので、熱中症対策や水分補給など欠かさず行いましょう!

ココがポイント

クラピアと合わせるデザインの巧みさ!

レンガはコンクリートに比べて柔らかい印象を持たせる事ができます。

しかし、柔らかい印象の舗装とはいえど、実態は土を固めて焼いた工業製品に変わりありません。

やはり、庭全体の構成要素でとらえると固い印象を与える部類に入るんですね。

投稿主さんは、この印象の固さをクラピアという植物を植える事で軽減しよう

としていますが、これは非常に効果が高い方法だと経験上感じています。

特に、家庭菜園の縁石とレンガ敷きとの間のスペースや物置小屋とレンガ舗装の間のスペースなど、「平ら」と「立ち上り」の境界線にクラピアを植栽することで、柔らかい小道を演出できていると思います。

最初と最後に出てくる施工後の写真が「おっ!?」と思わせるのは、そういうピンポイントで視覚に効いてくる場所にクラピアを植え込んであるからなんですね。

お見事です!

もっと良くなる

レンガは厚いものを使おう

これから施工される皆さん、レンガの厚みには注意が必要です。

特にレンガと接する部分が土で縁石を施工しない場合を想定されている方々には重要な事なのですが、レンガは60mmの厚みがあるものを使用して下さい。

ホームセンターでは価格を抑えるために表面寸法は通常のレンガと同じでも厚みを半分の30mmなどにカットしてあるものが結構な数が流通しています。

しかし、30mmではレンガが薄すぎて、側面を土で止めようとしても薄いので土圧が掛かりにくく、なかなかキッチリ止まってくれません。

土圧とは、土と構造物(今回の場合はレンガ)との間に出来る圧力の事を言います。

レンガの側面と土の接触面積が多ければ多いほど土圧が大きくなり、狙った位置にキッチリと止めることが出来るということです。

側面にモルタルなどを塗って止める場合でも、モルタル跡が完成後に見えてしまい、美観を損ねる原因になってしまう事がありますので、しっかりと厚みのあるレンガを使うと良いと思います。

投稿主様のように、レンガと植物を上手く組み合わせられると大変見栄えが良く、気持ちが良いですね!

皆さんもレンガ敷きを行う際にはレンガ周りの植栽もセットで考えてみると更に良いDIY体験を得られるかもしれません!

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