庭づくりをDIYする全てのDIYerに送る「おすすめ庭DIY」管理人です。
前回に続き、植栽についての動画を紹介させていただきます。
今回はユーカリポポラスの植栽についてアドバイスしていきます!
ココがポイント
鉢で育てる事をチョイスした
ユーカリはなかなか難しい植物です。
もちろん、ピッタリ育てやすい環境であれば庭に直接植えてもめちゃめちゃ大きくなって立派な木になるのでしょう。
基本的に高温ですが多湿の日本では、乾燥を好むユーカリポポラスを庭植えで育てるのは難しいのかなと感じます。
投稿主さんは植木鉢で育てるように大き目の鉢に植え替えられていました。
これが理想なんじゃないかなと感じました。
いざとなれば移動させて一時避難みたいなこともできますし、庭中の外部環境に気を配らなくても鉢の中の環境に注意すればいい点において、育てやすさも段違いに違います。
投稿主さんのように、おしゃれな鉢をチョイスして、鉢植えで育てるのは最終的に失敗しない最良の策なのかもしれませんね。
もっと良くなる
水はけが良すぎかな
鉢に植え込みの準備をしているシーンを見ましたが、ちょっと水はけを意識しすぎて必要以上な感じになっているのかなーと感じました。
どういう事かといいますと、まずは底石に使う大きな粒の石が鉢の3分の1の高さまで入っていまして、これではユーカリポポラスが成長するための土が少なくなってしまわないかなーと感じてしまいました。
また、成長するための土も培養土4:6鹿沼土では鹿沼土が多すぎてしまわないかなーと心配になってしまいました。
もっとも、土のブレンド具合なんかよりガンガンに水はけを良くしてこまめに潅水を行う方が元気なユーカリポポラスに育つのかもしれませんが・・・
植物について
ユーカリポポラスとは?
一口にユーカリと言っても、色々な種類があって、その生息地も微妙に(または完全に)違ったりするものです。
ユーカリポポラスは、めちゃめちゃ乾燥が強くて気温もグングン上がって自然が自然に自然発火するような地域。
具体的に言いますとオーストラリアの南西部、シドニーとかキャンベラとかあの辺りに生育していますので、理想を言えばそのような環境を作ってあげればOKなわけですよね。
しかし、土は作れても気温は作ってあげる事はできません。
ユーカリポポラスはユーカリの中でも耐寒性に優れてはいますが、耐えるという程度ですので、強いわけではありません。
また、根っこも非常に浅く展開させる種類なので、風の強い地域では倒木の心配が非常に多くなると思います。
個性的なので庭で大きく育つと素敵なシンボルとして異彩を放ってくれると思うのですが、そこまで育てるにはなかなか難易度が高そうだなぁと思わずにいられません。
投稿主さんのように、無理をせず鉢で育てて楽しむ方法も良いんじゃないかなと感じました。
一言でユーカリと言っても種類が沢山あります。
育てる環境が種類に適した環境かどうか、育成の難易度などリサーチをしっかりと行ったうえで作業を行いたいですね!
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