庭づくりをDIYする全てのDIYerに送る「おすすめ庭DIY」管理人です。
引き続き、植栽についての動画を紹介させていただきます。
今回はワシントンヤシの植栽についてアドバイスしていきます!
ココがポイント
ロックガーデンという明確なイメージがある
投稿主さんのように、とあるスペースをDIYでオリジナルガーデンにする際に重要なことがあると感じています。
それは、最終的な出来上がりに対して明確なイメージを持つということです。
どういうことかと言いますと「ああしようかな」「こうしようかな」と色々悩むのは、もちろんガーデニングの醍醐味ですので、大いに悩むのも結構です。
しかし、いざ庭DIYを始めてしまったら、もう迷わない!明確なイメージを持って庭DIYに臨まないと、テーマがぼやけた締まりのない庭になってしまう事が多いです。
投稿主さんは、アメリカン雑貨屋を営まれているので、もう庭DIYのイメージはバッチリ!アメリカ大陸内陸部横断のルート66よろしく、ドライな植物と赤みがかった石で構成されたロックガーデンというイメージしやすいテーマがあるんですね。
これは、石や植物などの材料を買ったり、レンガの色味や質感を決めたりと、様々な買い物に関してブレない指針になりますので、無駄遣いも無くなり、製作途中で方向性がずれ始めても自分で気付いて軌道修正ができるので、良いことづくめです!
庭DIYでは悩むレベルがそれぞれあって、全体の構想で悩んで良いのは手をつける前まで。
部分的な、技術的な、そういう話は進んでいくうちにたくさん出てきますので,その都度ググったり、このまとめサイトをブックマークしてもらったりして(笑)技術の情報を収集し実践すれば良いのですが、こと手をつけてしまってからは全体の構想を軌道修正することは極めて難しいと感じているので、そのレベルの悩みは(何度も言うようですが)手を出し始める前に、結論を出しておくのがベストなんじゃないかなと感じます。
植物について
ワシントンヤシとは?
ワシントンヤシは、温暖な地域なら越冬可能なヤシの木の種類で、日本でも広く植栽されている、割とポピュラーなヤシになります。
別名としてオキナヤシ、ワシントニアパーム、またパームツリーと呼ばれることも有ります。
ワシントンヤシに限らずヤシの木全般に言えることなのですが、剪定して小さくまとめるという日本古来の植栽維持技術が全く通用しません。
放っておくとドンドン背丈を伸ばし、それに比例するように幹を太らせていき、家の脇に植えようものなら、倒れたら家が破壊されないか心配になるレベルまで成長します。
これは、成長点と呼ばれる樹木の頂点にある大きな芽のようなものがドンドン成長して葉を形成していく生育過程なので、ハサミで何かを止めるという方法を取れないことを意味しています。
ヤシの木を植える際は、そういうことも考慮に入れて、アメリカの広大な大陸に植栽するのではない、日本の住宅事情の範囲内で邪魔にならない位置に植え込むか、最終的には伐採処分すると言うことに腹を括れるか、という部分をあらかじめ考えてから植えられると、後悔はないかなと強く感じます。
いかがでしたでしょうか!アメリカン雑貨屋さんということで、雰囲気もバッチリですね!
ルート66の看板にワシントンヤシが最高に映えるかなと感じました。
ちなみに、ワシントンヤシには2種類あって、通常の物とは別にワシントンヤシモドキなんて種類が有ります。
違いは幹の太さになりますが、通常のワシントンヤシはかなり太めで、モドキの方は少し細めの幹をしています。(細いと言ってもヤシなので普通の木と比べると結構太いです)
ワシントンヤシの植栽を考えているけど、かなり土地が有るわけではない場合などに、こちらの種も考えてみていただければと思います。
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