庭づくりをDIYする全てのDIYerに送る「おすすめ庭DIY」管理人です。
引き続き、植栽についての動画を紹介させていただきます。
今回はオタフクナンテンの植栽についてアドバイスしていきます!
もっと良くなる
植え込みの穴はもっと簡単でもいい
投稿主さんは、普段はあまり売っていないオタフクナンテンが、たまたま店頭で売られていたので、今植え込む場所はできていないけれど仮植えしておこうと、そういう意図でオタフクナンテンを植え込みされていました。
こういうことって、結構あると思うんですよね。
「あーあの植物、欲しいけどなかなか売っていないなー」と思っているときは全然店頭に並んでおらず、全くノーマークの全然頭の中から忘れ去られているような時に、偶然売っていたり。
今買うべきか?どうするか?悩みはつきませんが、そんな時は買ってしまうほうがいいと感じています。
ホームセンターなどの流通経路は安くしなければいけない関係上、市場から直接買い付けとか、何なら農家から直接買い付けとか、とにかくマージン業者を省いていくスタンスなんですね。
これは価格面から言えばメリットもありますが、数を揃えようと思うと、なかなか難しいスタイルなんじゃ無いかなと感じます。
ですから、ホームセンターなどの店頭に売っていて、あれ?今じゃ無いのに!!!なんて思っても、先に確保して庭の一角にバックヤード的に仮植えしておくのが宜しいんじゃないかと感じます。
その仮植え方法ですが、オタフクナンテンはそんなに根っこを伸ばす種類では無いので、投稿主さんほど大きな穴を掘らなくても大丈夫では無いかとの印象を持ちました。
欲を言えば、この機会にいわゆる【バックヤード】を設けて、仮に植えておく植物はそこに集中させておくと、水やりなどの管理も楽ですし、多くの植物が雑然と植え込まれている光景も、それはそれで味わいのある庭の風景になるのでは無いかと感じます。
植物について
オタフクナンテンとは?
メギ科のナンテン属に分類される常緑樹です。
ナンテンの改良品種になりますね!
改良品種は病害虫に弱い品種が多いですが、このオタフクナンテンは病害虫への耐性が高いです。
しかし、カイガラムシには注意しましょう。
さて、常緑樹とは言っても経験上、オタフクナンテンはストレスがかかるとすぐに葉っぱを振るってしまう(葉が落ちてしまう)傾向にあるので常に葉っぱがあるかというと疑問です・・・(笑)
そんなオタフクナンテンですが、夏の間は赤さはあまり期待できず、かといってキレイな緑なのかと言われると、これもそれほど緑でもなかったりするので、なかなか庭の主役というわけにはいかない・・・
しかし、秋終盤から冬にかけてはキレイに紅葉してくれることが多いので、色が少なくなる時期には心強い味方になります!
植える場所としては、多年草でも冬には無くなってしまうエリアなんかを上手にフォローできるといいなーと感じます。
ただ、どちらかと言えば和風のイメージが拭えない植物ですから、最近の住宅事情では苦戦してしまうかな?でも使い方次第で上手く見せてあげられると感じます。
ウチでは門松に使って竹の周りを賑やかにしたり、寄せ植えに入れて楽しんだりしています!
動画に映っている名称では、シチフクナンテンとなっていますがオタフクナンテンと同じ品種になりますね。別名でオカメナンテンなどとも呼ばれるそうです。
オタフクやシチフクを付けることでナンテンよりも更にお正月の縁起物として良い!と言う感じなんでしょうかね!?
また、記事の前半で触れたバックヤード、庭に何を植えるか計画は立てたけど中々数が揃わない!という方は是非実践していただきたいと思います。
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